audibleのメリット・デメリット+学びを結果に変えるアウトプット大全 感想
樺沢 紫苑さんが著者の「学びを結果に変えるアウトプット大全」を audibleにて聴き終えたので、感想メモを残します。
audibleのメリット・デメリット
まず初めにaudibleに関してまとめてみようかなと思います。audibleは、本を読み上げてくれるサービスです。巷では賛否両論かなと思いますが、個人的には良いサービスだと思っています。 それは下記の観点です。
歩いている時間や家事の時間に気軽に聞けて、読み進める(聴き進める)ハードルが低い
読書は時間が必要です。世の中には多くの面白そうな本が溢れており、興味を持ったものは出来る限り読みたいと思っています。その際、audibleは非常に有用です。 私の場合は、お昼ご飯・夜ご飯を買いに行く時、家事をしている時に聞いているだけなのですが、それだけでも1日1時間程度は聴くことが出来て良いペースで読書が進みます。
(個人的には)文章より音声の方が記憶に残りやすい
これは個人差が強いのかもしれませんが、私はじっと文字を眺めるよりも、音声として聴いている方が記憶に残ります。実験心理学的には「モダリティ効果」と呼ばれるものもあるようです。
1988年にSweller et al、1999年にMorenoとMayerによって行われた研究は、視覚的な情報ではなく聴覚的な方法で情報が提示されると、メモリの負荷が軽減されることを示しています。 具体的には、リストが読み上げられるのではなく読み上げられたときに、リスト内の最終アイテムのリコールが改善されることがわかりました。
詳しいことは分かりませんが、私は音声で聞いてる方が記憶に残る部分もメリットだなと感じています。
audibleで読めるのは、図・数式・コードが少なめの本のみ
これはデメリットなのですが、音声のみのため、図・数式・コードがメインの本は読むことができません。(本の図をaudibleのアプリから見ることができる商品もあります。)そのため私の場合は、自己啓発本・ビジネス本などはaudibleで聴き、技術書は時間を作って取り組むような生活をしています。
すぐに見返すことはできない
これもデメリットですが、音声媒体のため、復習などが必要な場合にすぐに該当の場所を見つけることは出来ません。興味のある本があったらとりあえずaudibleで聞いてみて、すごく良い本だと思ったら物理or電子本を買う、みたいな流れでもありかもしれませんね。
アウトプット大全 感想
この本では下記のような内容を中心に説明されていました。
- アウトプットをするとどんな良いことがあるのか
- アウトプット量の目安
- 具体的なアウトプットの仕方
印象に残っているフレーズのみ紹介します。恐らく細かい表現は本書とは異なっており、私の理解です。
インプット3割に対し、アウトプット7割にすべき
これは、最近本ばかり読んで、アウトプットを全くしていない私にはグサリときました。確かに感覚としても、アウトプットした内容の方が理解度・記憶への定着度が遥かに高いため、アウトプット増やしていきます・・・
アウトプットはスマホでもできる
移動時間にスマホでの入力でも文章を書くことが可能だなと思いました。その文章をブログやTwitterに載せることも一種のアウトプットかなぁと思います。(プログラム含む系の記事はPCの方が向いてますが。)今まで移動の間は本ばかり読んでいましたが、ブログなどを書く時間にも充てようかなと思いました。
完成度は低くても良いから、短い時間でまずは書く
本ブログがまさにそうなのですが、非常に簡単な内容でも良いからまずは書くことが重要だと思います。経験的には一度世に出すと、内容が気になってしまって何度か確認・修正をするので、アウトプットすることである程度の質は担保されるかもなと思いました。アウトプットすることに対するハードルを低くすることから始めようと思います。
最後に
非常に簡単ですが、以上となります。ちなみにこの本は2週間の間、ご飯の買い出し、家事、電車に乗るまでの歩いている時間にaudibleを聴くだけで読書を終えることができたので、ちょっと得した気分になりました。